ジェットエアウェイズの第3半期収益発表

経営難に悩まされるエアインディアやキングフィッシャー航空ですが、もう一つインドを代表する航空会社、ジェットエアウェイズはどうでしょう。前半期は少し落ち込んだそうですが、1年で見ますとうまくやっているそうです。

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新聞名: Hindustan Times
日付: 2012年1月21日
ページ: P25
記事名: Jet Airways posts 101 crore rupees Q3 net loss

インド最大の民間航空会社、ジェットエアウェイズが金曜日、10.12億ルピー(約17億円)の赤字を発表しました。この赤字は第3半期の利益損失の数値であり、理由はルピーの通貨下落と燃料の値上がりです。

しかし、前期では11.82億ルピー(約19億円)の収益があり、第3半期が赤字でも1年を通して見ると黒字となっています。2010年12月31日あまでの収益は351.39億ルピー(約560億円)に対し、前年の同日では416.59ルピー(約660億円)の収益がありました。

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インドではLCC (格安航空会社) の台頭により、フルサービスが受けられるエアインディアやキングフィッシャー航空が経営が困難になっています。

ジェットウェイズは唯一、フルサービスが受けられる航空会社の中では利益を上げているそうですがそれでも第3半期は赤字となりました。しかし、全体的に見ると黒字なので、この赤字は一時的だと感じさせられます。

やはり、お国やビール会社など「親」のサポートがない分、航空会社だけで経営を続けたジェットエアウェイズは戦略的だと思います。

ちなみにジェットエアウェイズ、日本には就航していませんが、タイ国際航空やガルフ航空などに新型機材をリーズしていたり、個室になるファーストクラスやフルフラットベッドになるビジネスクラスを装備していたり、評価は比較的高いです。
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