ニューデリー発: キングフィッシャー航空の暴落によりジェットエアウェイズ、インディゴ航空はシェア拡大へ !

新聞名: Hindustan Times
ページ: P25
日付: 2012年4月21日
記事名: Jet Airways, IndiGo fly high as Kingfisher nosedives
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New Delhi :

キングフィッシャー航空は、昨年7月まではインド国内で2番目の規模の航空会社でしが多額の負債を抱え、国内のシェアは最下位となりました。今年3月のシェアは、6.4%と最低を更新して、インド国内で最も小さなフライトスケジュールの国内線航空会社となってしまいました。

昨年(2011年)7月の時点では、国内シェアは19%でした。しかしながら資本不足により2005年の初めから利益は出ていません。
長期間にわたって積み重ねられた損失は、重く会社にのしかかり、早急に資本の再構築をする必要があり現在進行中です。しわ寄せは、キングフィッシャー航空の従業員、オイル会社、空港、税務署、資金を貸し付けた機関等多岐にわたります。

このキングフィッシャー航空の危機で最も大きく得をしたものは、ジェットエアウェイズです。
ローコストエアラインのジェットライト航空と合わせて、この3月の国内シェアを29.2%と伸ばしています。インディゴ航空もこの3月の国内シェアを21.9%として2社でインド国内線のシェアの50%以上となります。

2012年3月の国内線のシェア
◇ジェットエアウェイズ(ジェットライトを含む) 29.2%
◇インディゴ航空 21.9%
◇エアインディア 17.9%
◇スパイスジェット17.1%
◇ゴーエアー 7.5%
◇キングフィッシャー航空 6.4%

2012年1月~3月までの国内線利用者数
1530万人 (前年度同時期 1430万人)

2012年3月の全体のキャンセル率
キャンセル率 1.9%
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かつては一番サービスが良いとまで言われていたキングフィッシャー航空の没落ぶりに悲しくなります。定刻通りにフライトしてくれる航空会社が一番ありがたいですよね。
エアインディアのシェアが結構大きいのがびっくりしました。



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