インドの若者:42%は賄賂を払ったことがある!

調査によると、インドではまだ賄賂社会が大きい事が分かります。
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新聞名: Hindustan Times
日付: 2012年2月6日
ページ: P1
記事名: '42% of India's youth have paid a bribe'
記者名: Abhijit Patnaik

人口で見ると、インド総人口の50%は25歳以下であり、世界最大の若者大国となります。

若い世代の人たちはこの新しい経済発展に伴い希望を持つと同時に、2011年では政治的にも存在感を増しました。

それが、去年話題となった反汚職に平和的デモを先導した元陸軍のアンナ・ハザレのサポートです。ツイッターやインターネットを通して、インド全国でデモを繰り広げた中心となったのは若い世代の人たちです。

しかし、彼らのほとんどはこの汚職について「必要な悪」と分け、賄賂を払うことにあまりためらいがありません。ヒンドゥスタン・タイムスの調査によれば、18歳から21歳の42%が賄賂を払ったことがあると言います。

この調査はインド全国15都市、7000人を対象としました。汚職については悪印象があるにも関わらず、40%は賄賂を払うことについて恥だとは思わないそうです。

ボパール在住の薬剤師、アルチャナ・バトナガル(24歳)によりますと「賄賂なしでは免許証も取れないしパスポートも取れない」と口ずさみます。

インドでは、人生の中で通常無料の物に対してお金を払います。出生証明書から、死亡診断書までです。なので、逆にお金を払わなければいけない物に対して無料になっても良いのだと思うのでしょう。

非正規の映画や音楽のダウンロードがその例です。46%の若い世代の人たちは海賊版のソフトなどを購入した事があると言います。

インドを代表するIT企業のインフォシスの創立者、ナラヤン・ムルティーによると「今の若者は不誠実さが富と力を得る事ができ、成功の鍵を握ると考えている」と言います。彼が間違っている事を願います。
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他国と比べると、インドは賄賂で解決する場合が多いかと思います。やはり、これも貧富の差が大きいのが原因の要素でしょう。
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グルガオンでプロパンガス危機?

グルガオンでは現在LPGガス(通称家庭用プロパンガス)が不足しています。そのため、闇市にたよらざる得なくなり、値段が高騰している様です。
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新聞名: Hindustan Times
日付: 2012年2月5日
ページ: P4
記事名: LPG crisis hits Gurgaon, people worried

今、グルガオンの住民は液化石油ガス(LPGガス)の不足に悩まされています。人々は、ガス・シリンダーを詰め替えるのに1ヶ月ほど待たなければいけません。

この事態に応じて、闇市場では通常の2倍の値段で住民に販売しています。

Sector 7 に住む、Sonia Arya によると「最近はガスの詰め替えがとても難しくなっている。通常は405ルピーなのに、闇市場で600ルピーから800ルピー払って新しいガスシリンダーを買わなければいけない。」

近所に住む Kanta Saxena によると「いつ通常の値段で払ってガスを詰め替えたのか憶えていない。政府はもっとこの問題に取り組むべきだ」と話します。

しかし、ガスを供給するディーラーは別の意見を持ちます。グルガオンLPG協会の会長、Harish Sharma によるとインディアンオイル社のガスは問題なく供給できるとのことです。

彼によると「ガス不足はヒンドゥスタン・ペトロリウム社のガスのみだ。すぐに解決するだろう」と話します。

ヒンドゥスタン・ペトロリウム社の Arjun Sachdeva によると、「当初は15日間で供給できたのを、今は8日間から10日間になった。あと一週間もすればもっとよくなり、2日間から3日間に短縮されるだろう」と伝えます。

州政府によると、LPGガスの供給はこれでも他のハリヤナ州の都市よりも、グルガオンの状況が一番良いと言います。

グルガオンの供給を管理する Bijender Singh によると、「グルガオンにLPGガス不足の問題なんてない。供給は州で一番良いはずだ。自分の目でちゃんと管理している。ただし、一定の地区で消費が激しいでは問題があるだろう」と伝えます。
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意見が対立しているようですが、相変わらず政府らしいコメントです。
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インド首相による2012年度の経済成長率予測

経済発展著しいと言われているインドの現在の成長率は?シン首相が数値を算出しました。
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新聞名:Hindustan Times
日付:2012年2月4日
ページ:P23
記事名:Economic growth likely to slow down to 7-7.5%: PM

金曜日、マンモハン・シン首相が今年度の経済成長率は昨年度の8.4%と比べて少し落ち、7-7.5%になるのではないかと予測しました。シン首相によると「今年度の成長率は昨年度より落ち、その理由は世界経済の先行きの不安だ」と、代表書記官の会議で説明しました。
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ヨーロッパでの不安定が影響しながらも、7%台を保てるんですね。
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そろそろスタバがインドにやってくる?

日本でもアメリカでもどこでも人気のスターバックス。インドでは、前からそろそろ入るといいながらまだありません。しかし今年2012年はもしかしたら?スタバ戦術で、なるべく予算を抑えながら店舗を出せるようにがんばっています。その戦術とは?
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新聞名: Hindustan Times
日付: 2012年2月2日
ページ: P21, 23
記事名: Starbucks looks for sweet deals on rents, locales
記者名: Rachit Vats & Sachin Dave
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アメリカに拠点を置く世界最大のコーヒー・ショップブランドスターバックスは全世界に17000店舗を持ち、現在はインドでショッピング・モールなどの貸し店舗のオーナーと賃貸交渉をしています。

特にスターバックスの場合はブランド力があるので、場所によっては無料で提供できるようにそれぞれのモールの貸し店舗などとバーゲンをしています。スターバックスがあることで、モールに訪れる客が増えると自信があります。

ムンバイのショッピングセンター、Palladium の開発取締役であるGayatri Ruia によると、「スターバックスが店舗に入ることを歓迎するが、相手も交渉で引き下がらない。我々のショッピングモールも、ブランド的価値をもっているので賃貸を無料にする事はさすがにできない。」と話します。

スターバックスは、Tata Global Beverages 社と共同資本でインドに参入するのではないかと言われています。副主任の RK Krishnakumar にどの場所に店舗を構えるかと聞いたところ、賃貸交渉に影響するのでコメントは控えました。

2007年、スターバックスはデリーのサケット地区にあるシティーセレクトウォーク・モールに第一号店をオープンする予定でした。しかし、現時点は、ムンバイのコラバ地区、ウォルリ地区、ヒューグスロードと、デリーのパシフィックモールとグルガオンの アンビエンスモールに店舗をオープンするのではないかと産業情報は伝えます。

Star Centres の代表取締役である Pranay Sinha によると、場所によってはスターバックスがオープンすればショッピングモールの入場率が40%増えるのではないかと指摘します。

評論家によると、スターバックスは1平方フィートに対し、150~400ルピーは初年度に払うのではないかと言います。
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さすが、ブランド力で交渉するとはこの事ですね。商売上手です。
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インドで今人気のスマートフォーンメーカーは?

人口12億のインド。今では低所得層でも携帯電話を持っているインドで、携帯電話市場は欠かせません。日本でも人気を集めているスマートフォーンはインドでも同じ。インドのスマートフォーン市場をさぐります。
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新聞名: Hindustan Times
日付: 2012年1月23日
ページ名: P23
記事名: Smartphone focus
記者名: Shrenik Avlani

スマートフォーンの販売台数
2010年:250万台
2011年:850万台
2012年想定:1700万台

スマートフォーンの種類
2011年9月まで:24種類
2012年の新しいモデル機種販売予定:90種類

携帯会社別のインドでのシェア ノキア:38.4% サムソン:27.5% RIM(ブラックベリー):15.5% その他:18.6%

システム別:アンドロイド、バダ、ブラックベリーOS、シンビアン、Apple iOS、ウィンドウズ

現在のインドで一番売り伸びている市場は携帯電話です。現在では最新のマイクロソフト・ウィンドウズを搭載した Nokia Lumia が新しい携帯市場の幕を開けようとしています。

ノキアはインド携帯市場のリーダー的な存在となっており、人気を高めています。ブラックベリーは少し販売が揺れています。アップルの iPhone は同モデル4のアップグレード版、iPhone 4S を発表しましたが iPhone 5 の発表予想を裏切りました。サムソンはこの後、新しいテクノロジーを搭載した機種を発表しました。 インド製の会社は新しいテクノロジーと安さを合体させ、機能を簡略させた携帯電話を安価で販売し、初心者をターゲットにしています。

その反面、携帯電話会社の大手はもう安さを追及せず、いろいろな設備が搭載された電話を市場に出しています。アンドロイド、シンビアン、バダ、ブラックベリーOS、アップルiOS、ウィンドウズがその例です。一体、どれぐらいの消費者が2年前まで、"Apps" (Application の略)という言葉を知っていたでしょうか。

「スマートフォーン」はインド消費者の間で最新のキャッチワードとなっています。Nokia Siemens Network のインド市場代表、Kanika Atri によると、「2007年のヨーロッパの様に、今年はインドで爆発的にキャッチフォーンが売れるでしょう」と予想しています。

スマートフォーンの売れ行きは、850万台が2011年に売れ、今年はその2倍になると見通しされています。ちなみに、一昨年の2010年では、250万台でした。

サムソン、ノキア、ブラックベリーでは売れ行きはインド市場のスマートフォーン年率67%の伸び率よりも高く、これらの会社の売れ行きが良い理由は、サムソンの様に一般の携帯電話からスマートフォーンへのアップグレードのし易さが原因の一つとなっています。

サムソンインドの代表、Ranjit Yadav によると「去年はサムソンのスマートフォーンがインドでリーダー的となった。今年は地盤を固めるために更に最新機能を搭載し、またそれぞれの機能を細かく分ける。そして、販売ルートを増やし、消費者に購入しやすくする」と言っています。

韓国のサムソンは、2012年には45の新機種を発表します。その中で13-14機種は、単価が Rs. 6600 (約10000円)から Rs. 32890 (約52000円)で売る予定です。

最新のウィンドウズを搭載した、ノキアの Lumia が昨年12月に販売が開始してから、この機種に対する消費者の評価はとても良くなっています。2011年はアンドロイドが搭載されたスマートフォーンがインドで代表的存在だったのに対し、2012年は Lumia がそれを影響すると見られています。

またサムソンはウィンドウズシステム、マンゴを搭載した携帯電話を発表し、アンドロイドやバダと並び新しいシステムを導入しました。

ノキアは、今年25種類の新型携帯電話を発表する予定で、その中で10機はスマートフォーンとなります。最低6種類のシンビアンが開発する Belle 搭載のスマートフォーンが8月までにインドで販売するとノキアの取締役は言います。また、アメリカで販売されたばかりの Nokia Lumia 900 がインドで近日デビューするとも言っています。

ブラックベリーを製造するRIMのインド代表である Sunil Dutt によると、Rs. 15000 (約24000円)以下のモデルを発表すると言います。

その他モトローラ、ソニー・エリクソン、LG、Vertu、マイクロマックス、カルボンなどの製造会社を含めると、70種類の携帯電話が発表される予定です。平均して、1月に最低8種類の新型スマートフォーンが発表される計算です。

大手3社によると、現在の消費者がする質問は「この電話をどう操作できるか」ではなく、「この電話は何を自分にしてくれるか」という事です。

消費者の一人、デジタル会社 Run Time の代表 Arjun Chatterjee によると「自分が何をこの携帯でできるかは関係ない。電話以上のことができればそれでよい。自分の生活に役に立つだけではなく、良くして欲しい」と言います。そして、バッテリーの消費も長くなければならないといいます。

スマートフォーンの中でも注目するべき点は Rs. 10,000 (約16000円)以下の機種でしょう。インド国内製のマイクロマックス、カルボン、マックスなどが大手にプレッシャーを与えるでしょう。

カルボン社の取締役、Shashin Devsare によると「携帯電話の市場は単価が安く、価格があった質の商品でかつ多機能を搭載した製品がこれから売れるだろう」と言います。初心者のターゲットが肝心で、使いやすくなればスマートフォーンの普及も高くなると Devsare は言います。

まだ3Gも使えなれていない場合が多く、ノキアやサムソンも開発中の4G携帯はまだ発表しないと言います。まだ、3Gのマーケットが成熟していない中、次世代携帯の発表は人々が使えこなせてからとなります。

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筆者はスマートフォーンはあまり使用したことはありませんが、日本の企業さんにもがんばってもらいたいです。日本の次世代携帯は世界的クラスと思いますし、インドでニーズのあった様な商品を開発をしてもらいたいですね。

今では安価で消費者が求める質に合った韓国製品がよく売れています。サムソンはその例です。

勝手な意見ですが、日本で売れている製品を少し改良し、コストを安くしてそれなりの機能を搭載し、インドマーケットに出せばとても良いのですが…

あとは、宣伝の力でしょう。
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興味が薄れるインドの航空会社 !

新聞名: Hindustan Times
ページ: P21
日付: 2012年1月23日
記事名: Indian airlines fail to enthuse foreign majors
(外国の航空会社からのインドの航空会社への熱は冷める)

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New Delhi:
インド政府は航空関係のルールを外国の航空会社がインドの赤字航空会社の株を保有できるようにしようとしていますが、主だった外国の航空会社は興味がありません。
ヴァージン・アトランティック航空、ルフトハンザ航空、エミレーツ航空は、各会社自身のビジネスの成長に集中しています。また、ブリティッシュ・エアウェイズは株の保有についてはまだ、早いと話しています。

ヴァージン・アトランティック航空の取締役のEdmond Rose氏は、ヴァージン・アトランティック航空のビジネスに集中しているため、インドの国内線の航空会社に投資することには興味がないと話しています。ルフトハンザ航空、エミレーツ航空も同じ見解を出しています。
ブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空の親会社のインターナショナル・エア・グループ(IAG)の報道官は、外国の航空会社がインドの航空会社に株式投資するには、インドの航空会社が全面的に合意しないだろうと話してます。今時点ではどのインドの航空会社にも投資をする興味はないと話しています。

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インドの航空会社は、魅力的な時期もあったのでしょうが今は興味をもっていただけません。
興味をもってほしいのなら魅力的にならないといけないのでは?と思ってしまうのですが。

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キングフィッシャー航空:厳しい財政危機に直面 !

新聞名: Hindustan Times
ページ: P21
日付: 2012年1月23日
記事名: Is Kingfisher facing ATR trouble now?
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New Delhi:
キングフィッシャー航空(KFA)のオーナーのVijay Mallya (ビジェイ・マリヤ)にとってよりもっと悪い知らせがあります。短距離航空機の製造会社のATRは38機のターボプロペラエンジン・ATR-72の注文をKFAが支払いをすることができなかったためキャンセルしたと伝えています。

キングフィッシャー航空(KFA)がATRに発注した機数は65機となっています。(KFAが買収したエア・デカンはエア・デカン時代に35機注文しています。その35機も含めます。)合計65機の内すでに27機はデリバリーが済んでいます。

この事実についてKFAはコメントを拒否しています。またATRにE-メールにて回答を求めたところ返信はありません。

KFAは厳しい財政危機に直面しています。State Bank of IndiaはKFAのローンは不良資産になると宣言しています。KFAが保有している64機の内、20機はエンジンや機体の部品のスペア―が必要なため地上に保管されています。

KFAでは、いくつかの都市でパイロットと客室乗務員のセンターを閉鎖し、130人以上のパイロットは過去数か月の間に航空会社を辞めています。

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1月現在キングフィッシャー航空を利用しているお客様からは、サービスはまだ、よいと聞いていますが、今後財政面に加え運行についても注目です。
新聞にはVijay Mallya (ビジェイ・マリヤ)のポケットには穴が開いていると書いてありましたが、漏れてくるものもたくさんあるのがまたびっくりです。

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インド:偽札市場の流通ルート・流通額!

新聞名: Hindustan Times
ページ: P05
日付: 2012年1月22日
記事名: Fake notes: 2 wholesale markets under scrutiny
(偽札:2つ卸売市場で監視の強化 ! )
記者名:Jatin Anand

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New Delhi:
デリー警察は、約3クロール・ルピー(約4千5百万円)分の偽札を没収し、その後、デリー市内の人々で溢れる卸売市場の監視の強化を始めました。カラチ(隣国パキスタンの都市)からチャンドニー・チョーク(デリーを代表する繁華街)まで広がる偽札を扱う組織の壊滅を目指しています。

インド政府の情報局は、イクバル・カナを容疑者としています。彼は毎年1600クロール・ルピー(約240億円)分の偽札をインドに流通させ、デリーのサダール・バザール、ジャマ―マスジットのマーケットでは偽札の存在感は非常に増しています。

イクバル・カナは、UP州MuzaffarnagarのKairana出身でパキスタンのラホールでお店を経営しています。また、Muzaffarnagarからパキスタンまでの流通関係の仕事もしているとインド政府情報局は言っています。

2012年1月12日、インド政府の特別部隊は南西デリーのダブリの倉庫で2.84クロール・ルピー(約4千3百万円)分の500ルピー札と1000ルピー札を没収しました。偽札はカラチの政府系の印刷会社で印刷されたと考えられています。

インド政府情報局によるとイクバル・カナはジャマ―マスジットにあるマーケットのカバンの流通業者といい関係にあり、列車ではアタリ―、道路ではプーンチ・エリアを経由していると見ています。

このような流通業者では、大きな単位の品物と巨額なお金が動きます。偽札は本物のお札と同じように卸売市場で使われ、町の小さなマーケットにも広がっていくと情報当局は話しています。その結果、デリー警察では、卸売市場の監視を強化するように政府から言われました。

2007年5月27日には、ニューデリー駅で5.4ラック・ルピー(約85万円)の偽札を持った3人組みが逮捕されています。また、2008年5月1日には、3.85ラック・ルピー(約60万円)をもったディスク・ジョッキーが逮捕されています。2010年1月22日には、1.35ラック・ルピー(約21万円)の偽札を持った2人の男も逮捕しています。また去年の10月にもこのような逮捕劇はありました。

この10年間、偽札のルートをたどるといつもイクバル・カナのラホールのお店につながるとインド政府情報局は話しています。

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中国も偽札が多いですが、ここインドもかなりの数が出回っています。高額紙幣は必ず注意した方がいいです。この間カリフォルニアに移住したインド人がインドに帰国した際に、お店で使用した1000ルピー札が偽札で使えないと言われ突き返されたそうです。また、ガソリンスタンドでガソリンを入れた後に同じことを言われました。さすがにこのときは、用心して自分の払った1000ルピー札の下2桁のお札番号を覚えていて、突き返されたお札は彼が使用したお札番号と違う番号であったため、ガソリンスタンドのマネージャーを呼び、彼の使用した1000ルピー札はお店のキャッシャーにあったため無事解決しました。

このように自身が払ったお札が本物でもお店側ですり替えられるケースもあるので、本当に用心をしています。マジシャンの様なインド人って結構街中にいますので本当に注意が必要です。




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ジェットエアウェイズの第3半期収益発表

経営難に悩まされるエアインディアやキングフィッシャー航空ですが、もう一つインドを代表する航空会社、ジェットエアウェイズはどうでしょう。前半期は少し落ち込んだそうですが、1年で見ますとうまくやっているそうです。

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新聞名: Hindustan Times
日付: 2012年1月21日
ページ: P25
記事名: Jet Airways posts 101 crore rupees Q3 net loss

インド最大の民間航空会社、ジェットエアウェイズが金曜日、10.12億ルピー(約17億円)の赤字を発表しました。この赤字は第3半期の利益損失の数値であり、理由はルピーの通貨下落と燃料の値上がりです。

しかし、前期では11.82億ルピー(約19億円)の収益があり、第3半期が赤字でも1年を通して見ると黒字となっています。2010年12月31日あまでの収益は351.39億ルピー(約560億円)に対し、前年の同日では416.59ルピー(約660億円)の収益がありました。

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インドではLCC (格安航空会社) の台頭により、フルサービスが受けられるエアインディアやキングフィッシャー航空が経営が困難になっています。

ジェットウェイズは唯一、フルサービスが受けられる航空会社の中では利益を上げているそうですがそれでも第3半期は赤字となりました。しかし、全体的に見ると黒字なので、この赤字は一時的だと感じさせられます。

やはり、お国やビール会社など「親」のサポートがない分、航空会社だけで経営を続けたジェットエアウェイズは戦略的だと思います。

ちなみにジェットエアウェイズ、日本には就航していませんが、タイ国際航空やガルフ航空などに新型機材をリーズしていたり、個室になるファーストクラスやフルフラットベッドになるビジネスクラスを装備していたり、評価は比較的高いです。

インド自動車:すべてのバジェットを満たす、幅広い品揃えのSUV市場 !

新聞名: Hindustan Times
ページ: P25
記者名: Sumant Banerji
日付: 2012年1月14日
記事名: Driving India : an SUV for every pocket
(すべてのバジェットを満たす、幅広い品揃えのSUV市場 !)

最近のインド人の自動車への嗜好は変化してきていると思います。実用一点張りからデザインや趣味の世界に入ってきているような感じがします。町でよく見かけるBMWやAUDI。そしてその価格は?んんんんんん、やはり高い。インドだと日本よりももっと高く感じます。

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New Delhi:
もし、あなたがインドの道路ではSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル:スポーティーな多目的乗用車)は、車体が大きくて、たくさんのスペースを取り、音が大きく、政治家や映画スター、裕福な農家が乗り回す車と考えているなら、もう一度考え直してください。
近いうちにマルティ、現代、フォードそしてルノーからあなたのバジェット、あなたのガレージ(車庫)の大きさにあったSUVが次々に販売されます。
ただ小さいだけの小型車ではなく、小型車の高い燃費、実用性に加えSUVの機能も備えるという考えで開発された世界的な戦略車となります。
2014年、新しいSUVがインドに出回れば、SUVの値段は、最低6ラック(約90万円)~最高1.3クロール(約1950万円)までと幅広くなります。すべてのバジェットを満たすSUV市場となるでしょう。小型SUV市場は、各社によってさまざまな車両が開発され大きな可能性を持つとDeloite India のシニア・ディレクターのKumar Kandaswamiさんは話しています。
小型SUV市場は、国内産業の隙間であり、これから成長が期待できるとも話してます。

インド人は、大きなSUVを昔から好みます。凸凹道でも問題なく、大きな車体から見る景色は格別です。SUVドライバーの考え方は、小型車やセダンのドライバーとは異なるとSkoda Autoのセールス&マーケティングのJurgen Stackmannは話します。
車高の高い席からは、偉くなった様に道路を見ることができますし、オフロードに行かなくても、車はオフロードを無理なく走れるという事実は自信がつきます。そのためインド人がこのような車を好むのは、何も驚くことはありません。

インド人がこのような車を好むためSUV市場の立役者Mahindora & Mahindraでは、10ラック(約150万円)のSUVを考慮しました。

SUV市場は、早く拡大している市場です。人々は車を実用性だけではなく、名声やイメージも重要な要素としているとマルティ・スズキ自動車の代表中西眞三氏は話しています。
私たちは、たくさんの小型車をインドで販売してきました。これらの消費者は大きな車にアップグレードしようとしています。しかし、ガソリンの高騰や市内の渋滞という問題もありますので、コンパクトなSUVが人気な理由もわかります。

インドの自動車販売が困難な時期もSUV市場は力強く成長していました。2011年度のインド国内の自動車販売台数の成長率は4%でしたが、SUVの販売台数の成長率は13%以上でした。
SUVに似た車種も足せば成長率は18%にもなりました。今後新しいSUVは存在感は増し成長率は上がるでしょう。

SUVはいなかで需要が高いが、都会でも同じように需要はあると専門家は話しています。
インドでは新しい車の全長4m以下は税金(物品税)が安くなるので、小型のSUVは安く販売することができます。

アメリカのフォード社は、今年のデリー・オート・エキスポで出展したエコ・スポーツはインドの税金(物品税)が安く抑えられるサイズなので、2年前から販売されているフィーゴを改良して、エコ・スポーツの販売に力を入れていくと話しています。
フォード・アジア太平洋アフリカ地域の代表、Joe Hinrichs 氏によるとエコ・スポーツは消費者の要望、よい燃費、コンパクトな車体、低価格を満たすために開発されたと話しています。
このサイズの車は、新しい世代の都会の消費者にあっています。コンパクトなサイズは、パーキングもしやすく、狭い道も走りやすく、燃費もいいです。また何より見た目がいいです。
価格を気にする都会のIT技術者の通勤者にも手が届く価格をフォードは約束しています。

小型SUVの販売は庶民対象だけではなく、メルセデスやアウディの販売するラグジャリーな小型SUVも好調な売り上げを伸ばしています。

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◆SUV/MUVの年間販売台数
2002-03年 : 1,65,659台
2003-04年 : 2,05,943台
2004-05年 : 2,41,393台
2005-06年 : 2,60,868台
2006-07年 : 3,03,397台
2007-08年 : 3,46,149台
2008-09年 : 3,32,258台
2009-10年 : 4,22,996台
2010-11年 : 5,37,719台
2011-12年 : 5,94,179台(期待する販売台数)

◆SUVの価格
・Mahindra Scorpio :
排気量(CC) 2179 : パワー(BHP) 120.0 : トルク(NH/KG) 295.7 :
価格 7.48ラックルピー(約112万2千円)

・Mahindra XUV500 :
排気量(CC) 2171 : パワー(BHP) 140.0 : トルク(NH/KG) 323.2 :
価格 11.73ラックルピー(約175万9千5百円)

・Ford Endeavor :
排気量(CC) 2499 : パワー(BHP) 141.5 : トルク(NH/KG) 330.0 :
価格 17.77ラックルピー(約266万5千5百円)

・Chevorolet Captiva :
排気量(CC) 1991 : パワー(BHP) 148.5 : トルク(NH/KG) 326.3 :
価格 19.00ラックルピー(約285万円)

・Honda CRV :
排気量(CC) 1997 : パワー(BHP) 141.5 : トルク(NH/KG) 194.0 :
価格 23.22ラックルピー(約348万3千円)

・Toyota Fourtuner :
排気量(CC) 2982 : パワー(BHP) 170.0 : トルク(NH/KG) 350.0 :
価格 19.27ラックルピー(約289万5百円)

・Mitsubishi Pajero :
排気量(CC) 2835 : パワー(BHP) 118.0 : トルク(NH/KG) 298.0 :
価格 20.35ラックルピー(約305万2千5百円)

・Toyota LC Prado :
排気量(CC) 2982 : パワー(BHP) 172.0 : トルク(NH/KG) 417.9 :
価格 52.58ラックルピー(約788万7千円)

・Mitsubishi Outlander :
排気量(CC) 2360 : パワー(BHP) 167.6 : トルク(NH/KG) 230.0 :
価格 20.25ラックルピー(約303万7千5百円)

・Hyundai Santa Fe :
排気量(CC) 2199 : パワー(BHP) 194.0 : トルク(NH/KG) 426.0 :
価格 21.85ラックルピー(約327万7千5百円)

・Renault Koleos :
排気量(CC) 1995 : パワー(BHP) 148.0 : トルク(NH/KG) 326.0 :
価格 23.00ラックルピー(約345万円)

・Maruti Grand Vitara :
排気量(CC) 1995 : パワー(BHP) 119.5 : トルク(NH/KG) 173.3 :
価格 17.51ラックルピー(約262万6千5百円)

・Skoda Yeti :
排気量(CC) 1968 : パワー(BHP) 140.0 : トルク(NH/KG) 326.0 :
価格 15.74ラックルピー(約236万1千円)

・Tata Safari :
排気量(CC) 2956 : パワー(BHP) 135.0 : トルク(NH/KG) 198.0 :
価格 8.20ラックルピー(約123万円)

・BMW X3 :
排気量(CC) 1995 : パワー(BHP) 184.0 : トルク(NH/KG) 387.0 :
価格 41.70ラックルピー(約625万5千円)

・BMW X5 :
排気量(CC) 2993 : パワー(BHP) 230.0 : トルク(NH/KG) 535.0 :
価格 53.80ラックルピー(約807万円)

・Mitsubishi Montero :
排気量(CC) 3200 : パワー(BHP) 164.5 : トルク(NH/KG) 391.0 :
価格 38.95ラックルピー(約584万2千5百円)

・BMW X1 :
排気量(CC) 1995 : パワー(BHP) 177.0 : トルク(NH/KG) 356.0 :
価格 25.63ラックルピー(約384万4千5百円)

・Mercedes GL :
排気量(CC) 2987 : パワー(BHP) 224.0 : トルク(NH/KG) 520.0 :
価格 66.00ラックルピー(約990万円)

・Audi Q5 :
排気量(CC) 1968 : パワー(BHP) 170.0 : トルク(NH/KG) 356.0 :
価格 39.00ラックルピー(約585万円)

・Audi Q7 :
排気量(CC) 2967 : パワー(BHP) 240.0 : トルク(NH/KG) 560.0 :
価格 54.30ラックルピー(約814万5千円)

・Mercedes G Wagon :
排気量(CC) 5439 : パワー(BHP) 507.0 : トルク(NH/KG) 713.0 :
価格 107.90ラックルピー(約1618万5千円)

・Porsche Cayenne :
排気量(CC) 2967 : パワー(BHP) 240.0 : トルク(NH/KG) 760.0 :
価格 60.68ラックルピー(約910万2千円)

・Toyota Land Cruiser:
排気量(CC) 4461 : パワー(BHP) 282.0 : トルク(NH/KG) 662.8 :
価格 81.64ラックルピー(約1224万6千円)

・VW Toureg :
排気量(CC) 2967 : パワー(BHP) 240.0 : トルク(NH/KG) 530.0 :
価格 52.07ラックルピー(約781万5百円)

・Nissan X Trail :
排気量(CC) 1995 : パワー(BHP) 149.6 : トルク(NH/KG) 327.0 :
価格 22.70ラックルピー(約340万5千円)

・Land Rover Freelander 2:
排気量(CC) 2179 : パワー(BHP) 148.0 : トルク(NH/KG) 428.0 :
価格 33.38ラックルピー(約500万7千円)

・Range Rover Evoque :
排気量(CC) 2179 : パワー(BHP) 190.0 : トルク(NH/KG) 420.0 :
価格 44.75ラックルピー(約671万2千5百円)

・Mercedes ML :
排気量(CC) 2987 : パワー(BHP) 231.0 : トルク(NH/KG) 550.0 :
価格 47.91ラックルピー(約718万6千5百円)

・Range Rover Discovery 4:
排気量(CC) 2720 : パワー(BHP) 188.0 : トルク(NH/KG) 448.0 :
価格 65.19ラックルピー(約977万8千5百円)

・Volvo XC 90 :
排気量(CC) 3192 : パワー(BHP) 238.0 : トルク(NH/KG) 324.0 :
価格 48.00ラックルピー(約720万円)

・Volvo XC 60 :
排気量(CC) 2400 : パワー(BHP) 205.0 : トルク(NH/KG) 428.0 :
価格 41.41ラックルピー(約621万1千5百円)

◆MUVの価格
・Tata Sumo Grande:
排気量(CC) 2179 : パワー(BHP) 118.0 : トルク(NH/KG) 254.0 :
価格 7.06ラックルピー(約105万9千円)

・Chevrolet Tavera :
排気量(CC) 2499 : パワー(BHP) 80.0 : トルク(NH/KG) 190.0 :
価格 9.00ラックルピー(約135万円)

・Toyota Innova :
排気量(CC) 1998 : パワー(BHP) 136.0 : トルク(NH/KG) 186.0 :
価格 7.36ラックルピー(約110万4千円)

・Premeir Rio:
排気量(CC) 1489 : パワー(BHP) 64.0 : トルク(NH/KG) 152.0 :
価格 6.30ラックルピー(約94万5千円)

・Force One :
排気量(CC) 2149 : パワー(BHP) 139.0 : トルク(NH/KG) 327.0 :
価格 11.11ラックルピー(約166万6千5百円)

・Mahindra Xylo :
排気量(CC) 2489 : パワー(BHP) 95.0 : トルク(NH/KG) 224.0 :
価格 7.04ラックルピー(約105万6千円)

・Mahindra Bolero :
排気量(CC) 2523 : パワー(BHP) 63.0 : トルク(NH/KG) 180.0 :
価格 5.24ラックルピー(約78万6千円)

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