インド:食料のインフレ率は、0.4%に減少!!!

新聞名: Hindustan Times
ページ: P19
日付: 2011年12月30日
記事名: Food inflation falls to 0.4%
(食料のインフレ率は、0.4%に減少!!!)

New Delhi:
インドの食糧インフレ率は昨年の同時期に比べ、12月17日の週末には、0.42%と急激に減少しました。インフレ率は今年の10月15日では、11.43%でしたが、9週間かけ減少致しました。
新鮮な季節の野菜の出荷が供給を強め、価格を押し下げました。

玉ねぎは、昨年(季節外れの雨でダメージを受け、価格がロケットの様に跳ねあがり、記録レベルの価格)と比べると60%も暴落しました。(お買い得になりました。)

この状態が続いても、本年度末のインフレ率は6%前後と予測しています。数週間前のインフレ率が高かったため6%以下にはならないと財務大臣、Pranab Mukherjeeは、話しています。
-------------------------------
●0.42%
・12月17日の週末の食糧インフレ率
・2006年4月以来の低いインフレ率

●-15.92%
インドで最も食糧インフレ率が低かった1976年3月の食糧インフレ率

●昨年と比べた価格の減少
・玉ねぎ  59.04%
・じゃがいも  33.76%
・野菜全体  36.02%
・麦  3.30%

□どうして食糧インフレ率は減少したか?
・昨年は季節外れの雨でダメージを受け、価格は高騰しましたが、今年は、平年並みの価格となっています。

◆しかしながら、高たんぱく食品は価格上昇!
・人々の生活の質が上昇し、スタンダードが上がるにつれ、卵、肉、魚への需要が上がってきています。
・12月17日の週末での昨年度の同じ週と比べた卸値の上昇率。
卵、肉、魚  9.25%上昇
牛乳  11.56%上昇
くだもの  8.46%上昇
----------------------------------------

インドでは2億人が食糧不足に悩んでいます。しかしながら経済の波に乗って生活の質が上昇した人々は、食生活を卵、肉、魚へとシフトしていきます。インドは弱肉強食の世界と改めて感じます。また、菜食が多い今でも肥満児をよく見かけますが、このままアメリカの様に肥満児国家、まっしぐらなのでしょうか。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。