インド不動産会社の株価は激減傾向

インドの土地の高騰?この数年間はこの話題が多く耳にしました。しかし、2011年の結果は?

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新聞名: Hindustan Times
日付: 2012年1月11日
ページ: P23
記事名: Real estate firms saw net worth drain in 2011
記者名: Sachin Dave

もし、あなたが2010年の1月に、ボンベイ証券取引所に載っている不動産会社の株価を100,000ルピーで購入したとしましょう。当時は、上昇傾向にあり、とても値下がりする様子ではありませんでした。

しかし、その株を今週月曜日に売ったとしましょう。その価値は、49000ルピーになっています。

2011年の間で、不動産会社の株価は平均して51%下落しました。一番影響された会社は80%の下落を記録したのもあります。株価だけではなく、不動産業界全体の利益も低減しています。

ヒンドゥスタン・タイムスが収集した情報によりますと、不動産業界最大14社合計の収益は2010年では4448億ルピー(約6700億円)に対し、2011年は58%落ち込んで1852.4億ルピー(約2800億円)まで下がりました。

この激減現象の理由は、購入者が少なくなっているのが大きな要因です。このため2011年は前年と比べ、新しく建設予定が企画されているプロジェクトが52%落ち込みました。

2012年初めも、あまり投資者にとってもあまり魅力がなく、今後は不動産会社がどのように買い手を引き付けられるかの努力を必要とします。

各代表する不動産会社の株価の2010年と2012年1月9日時点での株価の違いは以下の通りです。

DLF -50.7%
Oberoi -24.3%
Unitech -75.6%
HDIL -83.8%
Godrej +21.8%
Indiabulls -77.2%
DB Realty -87.4%
Sunteck -58.2%
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2011年後半期は不動産だけではなく、産業の生産も落ち込みました。7%台の経済成長率を続けている以上、まだ復帰のチャンスはありますが、どうなる事でしょう…
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