ノートパソコンのご利用はお控え下さい by ムンバイのレストラン

新聞名: The Times of India
日付: 2011年12月12日
ページ: P12
記事名: No laptops please: Mumbai eateries

ある日、ムンバイに住む36歳のソフトウェアエンジニアーの Sohoni がいつもの行きつけのレストランに入ったところ、外に警告が貼り出せれていました。Lapstops not allowed、「ノートパソコン禁止」、と。Sohoni は、レストランの店長に店内では携帯電話の使用のみに制限する様に言われたそうです。

Ahar (ムンバイを拠点とする3つ星レベルまでのレストラン協会)の会長、Shetty氏 によりますと、この規則はほとんどのムンバイのレストランで実施されいるそうです。

ノートパソコンに釘付けになるお客は満席で外に他のお客が待ってるにも関わらず、ピーク時間になってもずっと居座っているケースが多いらしいです。この状態が続けば売り上げにも影響し、他のお客を待たせる状態が続けばお得意様に逃げられてしまうと懸念されます。特にムンバイの場合はタイム・イズ・マネーなので、なるべくお客は待たせたくないのです。

また、ノートパソコンを使用するお客は水や食事がこぼされたりして苦情が多いそうです。特に、ピーク時は従業員も忙しく、店内を動き回るので高価な電化製品などがテーブルに置いていると神経を使います。それだけではなく、ノートパソコンを広げるだけでテーブルのスペースをとるので、数人座れるテーブルでも大抵一人だけでワンテーブルを占領するケースが多いそうです。

さすが、インドで一番忙しい町と言われる、ムンバイならではのニュースに感じます。
こう見ると、レストランでノートパソコンを開くのはいい迷惑ですね。ただ、カフェでパソコンを広げるのはまだ分かりますが、なぜレストランに来てまでも開きたくなるのか…と疑問に思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

デリーっ子の意識調査 !!!

新聞名: The Times of India
ページ: P13
日付: 2011年12月11日
記事名: A few of our fav things: Metro, heritage, Greenery
(僕らの好きなものの一部はメトロ、伝統、緑の自然)

デリーは首都になって今週で100周年ですが、まだ、活気に満ちた成長著しい都市です。
住人はデリーは首都に値すると強く信じています。
アンケートによると、デリーの住人は、伝統的な建築物や古い遺跡がたくさんあるにも関わらず、
清潔で効率の良いメトロが最も誇りとのことです。

高所得者層へのアンケート調査によりますと、

-----------------------------
【デリーで一番いいものは?】

1. デリー・メトロ (51%)
2. 遺跡 (25%)
3. 緑の自然 (9%)
4. その他 (6%)
5. 食べ物 (4%)
5. ナイト ライフ (4%)

興味深いことに誰一人としてデリーっ子とは、回答しなかったとのことです。(涙)

日本はデリーのメトロの建設のため円借款を供与しています。また、建設には日本のコンサルタント会社、建設会社や商社等も参加し、日本の技術や経験が活かされています。そんなメトロがデリーの人々の一番の誇りになっているとは、日本人としてもうれしいですね。

----------------------------
【デリーで一番悪いものは?】

1. 汚職 (31%)
2. 交通渋滞 (22%)
3. 大気汚染 (20%)
4. VIP カルチャー (13%)
5. 女性に対する態度 (7%)
5. その他 (7%)

首都だけあって汚職にVIPカルチャーと、、、、嫌われて当然かと思います。
また、どこの世界でも女性に優しくしないと嫌われますよね。だからでしょうか、デリーのおばちゃんってちょっと怖い方が多いような気がします。そんな風にならないと生きていくのが大変なのでしょうか、デリーでは、、、

------------------------------
【デリーで一番好きな遊び場所は?】

デリーっ子はシンプルな場所がお好きなようです。
1. インド門(48%)
2. ロディ・ガーデン (15%) ※公園内には遺跡もあり、ピクニックには最適です。
3. ショッピング・モール (13%)
4. カーン・マーケット (12%) ※高級ショップが集まるマーケットです。
5. 大学のキャンパス (7%)
5. ディッリ・ハート (5%) ※インド各州の手工芸品や屋台が立ち並んでます。

ロディ・ガーデンは、お弁当をもって出かけるのに最適な場所です。ただ、駐車上がとても少ないのが難点ですが。

----------------------------
【デリーが舞台の映画で一番いいのは?】

1. DELHI 6 (37%)
2009年の作品で主演はアビシェック・バッチャン。
チャンドゥニー・チョウクが舞台。

2. Fanaa (26%)
2006年の作品で主演はアミール・カーンとカージョル。

3. Delhi Belly (18%)
2011年の作品で主演はイムラーン・カーン。

4. Rang De Basanti (16%)
2006年の作品で主演はアミール・カーン。
アカデミー賞(Academy Awards)最優秀外国語映画賞部門(Best Foreign Language Film)にインド代表として選出されました。

5. No one killed Jessica (3%)
2011年の作品で主演はラーニー・ムケルジー、ヴィディヤー・バーラン。
1999年に実際に起きたジェシカ・ラール殺害事件に基づいて作られた映画です。

個人的にFanaa と Rang De Basanti はお勧めです。ご鑑賞ください。

------------------------------
【デリー出身のあなたの好みのアイコンは?】

1. Kiran Bedi (30%)
社会活動家。デリーの警察の元オフィサー。女性で初めてのオフィサーでもありました。

2. Rahul Gandhi (29%)
政治家。

3. Akshay Kumar (15%)
映画俳優。

4. Shah Rukh Khan (13%)
映画俳優。キング・カーンと呼ばれてます。

5. Virender Sehwag (5%)
クリケット選手。

抜群の知名度の映画俳優やスポーツ選手を抑えて、1位、2位は社会活動家と政治家です。
デリーの方々の知性を感じます。

----------------------------------
【デリー以外で首都になれる都市は?】

ムンバイ (50%)

バンガロール (50%)

個人的には、ボリウッドと海があるムンバイに1票です。

----------------------------------
【デリーは首都に値しているか?】

Yes (96%)

No (4%)

高級住宅街、マーケットの街並みは緑も多く、素敵です。
-----------------------------------
【デリーが世界的な都市になるために必要なことは?】

1. 犯罪を減らす (43%)
2. 女性を尊重する (21%)
3. 世界クラスの学校を増やす (19%)
4. 法律の尊重 (16%)
5. 公衆道徳の向上 (1%)

個人的には、公衆道徳(マナー)の向上かと思います。
デリーの運転マナーってとてもひどいですから。

----------------------------------

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

インドで一番住みやすい都市はアーメダバード!2番目はプネ!

新聞名: The Times of India
日付: 2011年12月11日
ページ: P1
記事名: Ahmedabad best city to live in, Pune close 2nd

インドの8つの最大都市(人口500万人以上)を対象にした、リサーチ会社 IMRB によるアンケート調査の結果がでました。その中で、なんと一番住みやすいと評価された町は西インド、グジャラート州のアーメダバードです。2位は、日系企業の進出が目立つプネ。3位はデリーとムンバイが同点。5位バンガロール、6位ハイデラバード、7位チェンナイ、そして最下位がコルカタです。

なぜ、アーメダバードが一番住みやすい町に選ばれたのでしょうか。
アーメダバードは、インフラ設備や秩序が整っており、教育面などの社会的基盤も発達しています。

アーメダバードや2位のプネは、この8つの都市の中で最も人口の少ない都市です。町が巨大になり、一定の人口を超すと支えきれなくなるのはないかと The Times of India は判断しています。

デリーとムンバイは次にランクインされていますが (共に3位)、この2つの都市はインドで一番人口多い都市です。これらは歴史的に重要な役割を果たしており、デリーの場合は政治の中心、ムンバイの場合は商業の中心として活躍しています。

デリーは社会的基盤ではトップですが、道徳面では低い評価tなっています。ムンバイの場合、インフラ面で特に通勤手段や公共の交通網は発達していますが、狭い土地と湿度の高い気候がランクを下げています。

5位のバンガロールは、最近までインドで最も住みやすい都市の一つにランクインされていましたが、今回はデリーとムンバイの後になっています。この理由は、バンガロールの人口が近年増え続け、通勤の難しさと物価の上昇が影響しています。しかし、気候、就職の就き易さ、教育の水準は、インドで最も発達しています。

6位のハイデラバードの場合、道徳的価値観や、学校の設備などは進んでいますが、交通渋滞や駐車の問題、空気の汚染がランクを下げています。

7位のチェンナイは、社会的基盤やレジャー設備は整っていますが、気候と渋滞問題がネックとなっています。

コルカタは最下位となっていますが、道徳的価値観とエンターテインメントは比較的高く評価されています。

それでは、それぞれの分野でもっと詳しく分析していきましょう。

社会的基盤(教育や医療の水準、就職に就きやすい)
トップ3
1位 デリー
2位 バンガロール、アーメダバード

ワースト3
6位 ムンバイ、ハイデラバード
8位 コルカタ

インフラ設備(電気や水道)・秩序が整っている
トップ3
1位 アーメダバード
2位 ムンバイ
3位 プネ

ワースト3
6位 ハイデラバード
7位 チェンナイ
8位 コルカタ

落ち着きがある、リラックスが出来る(=ストレスフリー)
トップ3
1位 ハイデラバード、アーメダバード、プネ(共に同点)

ワースト3
6位 コルカタ、デリー
8位 ムンバイ

気候の良さ
トップ3
1位 プネ
2位 バンガロール
3位 アーメダバード、デリー

ワースト3
5位 ハイデラバード、ムンバイ
7位 チェンナイ
8位 コルカタ

女性への尊重
トップ3
1位 アーメダバード
2位 ムンバイ、プネ

ワースト3
6位 チェンナイ
7位 ハイデラバード
8位 デリー

道徳への尊重
トップ3
1位 プネ
2位 ハイデラバード
3位 アーメダバード、チェンナイ、コルカタ

ワースト3
6位 ムンバイ、バンガロール
8位 デリー

文化的遺産の数
トップ3
1位 デリー
2位 ハイデラバード、アーメダバード、プネ

ワースト3
6位 ムンバイ、バンガロール
8位 チェンナイ

などです。

しかし、このアンケート調査、それぞれ総合得点でランキングが決まりますが、一番良くても、「普通」、または「悪い」カテゴリーに入っています。全部で5段階あり、上から5、4、3、2、1となります。アーメダバードは総合で3点、2位のプネでも2.95です。最下位のコルカタは2.5ですので、いくらアーメダバードがトップと言っても、「良い」と言うわけではないそうです。

まだ世界的に発展した都市になるには時間が掛かるのでしょう。

これからどのように成長するのか、楽しみです。

※このランキングで特に興味深かったのが、「女性への尊重」です。デリーは最下位でした。ムンバイは、女性が夜中一人で歩いても安心!っとあるインド人女性が言っていたのを思い出させました。ある意味保守的なデリーは、女性にもっと優しい町であっても良いかと思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

インドの車販売売り上げ総数:2011年11月にやっと少し回復 - しかし高級車の売り上げだけはうなぎのぼり?

新聞名: The Time of India
日付: 2011年12月9日
ページ: P26
記事名: Car sales grow 7% in November

新聞名: The Times of India
日付: 2011年12月8日
ページ: P19
記事名: Luxury car sale to grow 50% despite downturn

この5ヶ月間、インドの車販売売り上げは落ち込んでいました。が、11月は、久しぶりに回復!車製造業の Society of Indian Automobile Manufacturers (SIAM) によりますと、昨年2010年10月の15万9000台の販売台数に対し、今年11月の販売台数は17万1000台となりました。しかし、回復を記録したのは タタ、ヒュンダイ、トヨタ、フォルクスワーゲンなどで、大衆車のシンボル的存在であるマルチ・スズキはマイナス19%の減少です。

しかし、この7%だけでは、まだ車産業を支えるには厳しいそうです。当初、2011年4月時点では今年の売り上げ予想は前年度の16%~18%を予測していました。7月になり、10%~12%に修正しましたが、まだこのターゲットにもつけず、10月には2%~4%まで、当初よりも大幅に修正されました。しかし、今ではまだこの10月の予測までにも満たないと言われています。2012年1月に、再度下げて修正しなければいけないだろうと言われています。

なぜかこれまでに大幅に売り上げが少なくなっているか。その理由は、利息とガソリン代の上昇だと、Hyundai India の Arvind Saxena は言います。特に小型車の売り上げに影響されるようです。

しかし

なぜか、高級車の売り上げは順調です。大衆車が6%弱の売上高に対し、高級車はなんと45%~50%の伸び率。特にメルセデス・ベンツ、BMW と Audi が人気を集め、去年の売り上げ 15000~16000台から今年は約 22,000台が予想されています。しかし、この数値は当初の予想の 70%~80% 程度となります。この中でも、特に BMW の X1SAV が売り上げに貢献し、この車種以外になりますと昨年度より 30%の伸び率にとどまります。その次に、Audi の Q5 と Q7 の売り上げが伸び率に貢献しています。各会社で見ますと今年1月から11月の売り上げ伸び率は:

メルセデス・ベンツ: 31%
BMW: 70% (10月までの数値)
Audi: 83%

さて、やはりこの情報を見ていきますとやはり高所得層の需要が大きい事でしょうか。今まで、ミドルクラスの上昇により、大衆車が売れる傾向でした。特に、1984年にスズキがインドの市場に参入してから、大ヒットし、一時期町を走っているほとんどがスズキ(インド名マルチ・スズキ)でした。しかし、そのマルチ・スズキの車売り上げが落ちていると言うのは、正直いってびっくりです。

インフレや物価の上昇で、インドのミドルクラスも影響されているのでしょう。ガソリンの価格を見ても、日本とほとんど変わりません。しかし、いくらミドルクラスでも平均ですと日本の一般サラリーマンが稼ぐ半分に満たしていません。それを考慮すると、やはり車の売れ行きが伸び悩むのも分かる気がします。

今のデリーを見ますと、高級車が増えました。BMW や ベンツはもとより、ロールスロイスやジャガーなども見かけます。ちょっと前まではトヨタ・カローラやホンダ・シティーが高級車に見えましたが今では珍しくありません。

これからのインド、高所得層への需要がターゲットでしょうか?
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

10月のインドの産業の生産高は7%減少↓

新聞名: The Times of India
ページ: P1
日付: 2011年12月8日
記事名: Ind’l output shrank 7% in Oct, shows initial data
(10月のインドの産業の生産高は7%減少↓)

減速していくインド経済。
10月のインドの産業の生産高は、資本財に引きずらるるように7%減少してます。
2009年7月以来、インドの産業の生産高のマイナスは初めてであり、インド経済が難しい期間に突入したとみられています。

産業界はここ数か月、利息・コストの上昇に加え、頑固で高いインフレーションによってストレス続きです。

最初の評価では、10月のインドの産業の生産高は7%減少となっておりますが、もっと詳細なデータが集まれば、マイナス5%程度になるのではと見られています。
公式の詳細なデータは来週には発表される予定です。

産業界の成長率は、9月期でさえ、過去2年間の最も低い1.9%でした。
利息の上昇が製造業に打撃を与え始め、鉱業の生産高にも悪影響が広がり始めています。

経済は悪くなってきているという記事ですが、町を見ている限り、まだまだ、華やかでバブルで浮かれていた日本みたいな感じがします。道路では新車をよく見かけますし、レストランではインド人家族が楽しそうにお食事しています。

何はともあれ、お金があっても、なくても、インド人って人生楽しそうですよね。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

インドの人々の収入の不平等格差はこの20年で2倍に !!!

新聞名: The Times of India
ページ: P1
日付: 2011年12月7日
記事名: India’s income inequality has doubled in 20 years
(インドの人々の収入の不平等格差はこの20年で2倍になりました。)

インドの所得の格差は20年間で2倍になり、他の成長著しい国々(中国、ブラジルなど)の中で最も悪くなっています。

インドの総人口のうち上の10%と下の10%の所得を比べた場合、平均で収入差は12倍となっています。1990年代では、6倍でした。

そのうえ、富は中間層にも滑らかに広がっていません。
インドの総人口のうち上の10%は、中間の10%の所得の5倍を稼いでおり、中間の10%の所得は、下の10%の所得の1.4倍しか稼いでいません。

正規従業員の所得は上がっていますが、非正規従業員(日雇い労働者)の所得はあまり変わっておりません。インドのジニ係数は、0.32から0.38と大きくなっています。

※ジニ係数とは
社会における所得分配の不平等を計る指標となっています。
係数の範囲は0から1で表し、係数の値が0に近いほど格差が少ない状態となります。
また、1に近いほど格差が大きい状態である事を意味します。

カースト以外にも収入格差による差別も感じる昨今のインド。
そのようなインドだからこそ、いろいろな神々が人々の心の隙間を埋めているのでしょうか。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

史上初!コルカタの高校生が全米大学入試試験 SATのパーフェクト得点を記録!

新聞名: The Times of India
ページ: P9
日付: 2011年11月29日
記事名: 2400/2400: Kolkata boy sets SAT record

今日の記事はコルカタから。なんと、全米の大学入試試験、SAT (Scholastic Assessment Test) で満点を得たある高校生のお話です。

アメリカでは、学士のために大学へ入試するとき必ず必要になる試験がこのSAT です。数学と英語の2科目から成り立ち、ほとんどは4択問題となります。この4択問題、実は似た様な選択で、すべて正解ではないかと思うぐらい考えさせます。数学の難易度はそこまで高くはありませんが、英語がこれまた聞いたことのない単語や表現の集まりばかりでネイティブではない限り相当ハードルが高いです。この試験の結果で、全米トップの大学に受かるかの鍵となります。筆者も、この試験で大分苦労をさせられた経験があります。

コルカタの La Martiniere for Boys School に在籍中の Rachit Parasrampuria 君は、今年の試験でなんと史上初の2400点中、2400点をスコアしました。彼の話によると「僕はラッキーでした。もし、もう一度同じ試験を受けろと言われても、今度は点数が多少低くなるでしょう」。

今年、コルカタでSAT を受けた男子生徒は50名。先生方によると、ほとんどが、高得点を得たそうです。結果発表の日、Rachit 君と彼の家族は夢ではないかとお互いのほっぺをつねりあったと言います。Rachit 君も、渡米しコンピューター・サイエンスの勉強をしたいそうです。

筆者がデリーのアメリカンスクールで勉強していた時、 SAT で高得点を得てたのはほとんどがインド系の生徒だった事を思い出させる記事でした。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

包囲された愛!!! 警察官が公園でカップルを嫌がらせする!

新聞名: Times of India
ページ: P1
日付: 2011年11月30日
記事名: Love under siege: Cops harass couples in parks
(包囲された愛:警察官が公園でカップルを嫌がらせする)

ガジアバード:月曜日の昼下がり、若い青年が彼の彼女とサヒババードの公園で座って話をしていました。秋晴れの中、突然、ビデオカメラをまわしながら女性警官が現れ、その若い青年の耳を引っ張りました。不運なこの青年は姿勢を正して座らされ、罰を受けました。女性はビデオカメラから身元が分からないように青年の友達が顔を隠してあげました。

これは、オペレーション“マジヌ”と呼ばれて、ガジアバードの警察官によって取締が行われています。ポリスオフィサーは、無垢な女性が男性の罠にかからない様取締をしていると伝えています。

警察は批判されても動揺せず同じようなオペレーションをウッタルプラデーシュ州(UP)のMeerut, Muzaffarnagar, Aligarh でも行っており、UPのモラル取締警察官によって、ここガジアバードでも始まりました。この3日間で若いカップルは公園、モール等で取締にあってます。
警察はカップルに彼らの行動の理由を求め、その場で彼らの権利も誇りも関係なく、罰を与えています。

警察は彼らに地域社会を乱さぬよう求めています。

※罰:警察官の前でしゃがまされて説教をされます。インドの学校ではこのような形で罰を受けます。

Times of Indiaがポリスオフィサーにインタビューしたところ、女子高などの門の前に男子学生が待ち伏せしたりすることもあるため、か弱い女性を守るため、オペレーション“マジヌ”が必要だそうです。

今の日本ではちょっと考えられないオペレーション“マジヌ”。普通にデートをしているだけで怒られてしまうとは、、、、伝統的なインド家庭のモラルとは相反する現代の若者文化。これから徐々にあゆみよって新しいインドのモラルが生まれるのでしょうか。





コールセンタービジネスはインドよりもフィリピンが有利?

新聞名: Times of India
ページ: P19
日付: 2011年11月28日
記事名: Philippines beats India in call centre agents

ITブームのインド。その中、コールセンターと言えば、インドを代表するサービス産業の一つです。先進国に比べ安い費用で雇用ができ、英語の通用度の高いインドへは、アメリカや英語圏の国々のコールセンターを移した企業も多くなっています。しかし、現在コールセンター産業ではインドを追い抜いている国があります。それはフィリピンです。

フィリピンでは、コールセンターに就いている雇用数は約40万人、インドは約35万人です。フィリピンはインドの人口の10分の1程度ですので、人口比率からするとフィリピンのコールセンター産業は大きくなっています。フィリピンのコールセンター産業成長率は年間25から30%ですが、それに対してインドは10から15%程度です。

しかし、賃金はフィリピンの方が高くなっています。フィリピンは平均初任給が月額約300ドルに対し、インドは約250ドルです。コストが高い方のフィリピンがなぜ今人気なのでしょうか。

その理由は、英語の分かりやすさだと言います。大企業と言えばアメリカ系が多く、フィリピンは元アメリカの植民地。そのため、多少コストが高くなっても、分かりやすい英語を話せた方がお客さんの苦情が少ないそうです。インドは元イギリスの植民地。アメリカ人にとって、同じ英語でも表現などが異なる話し方をするインド人の英語が分かりにくい事もあるそうです。

例えば、日本語で「この件につきましては折り返しご連絡を差し上げます」と言う時、インドだと I will revert back on the same 、だけどフィリピンではもっと簡単に I will follow up on that と言うそうです。アメリカの大学で勉強していた筆者ですが、確かにインドの英語表現は独特だと感じます (どちらかと言うと、古風のイギリス英語を使用しているかと)。ある意味、インドで使われている英語の方が丁寧で綺麗な表現だとは思うのですが、ストレートに表現するアメリカではやはりフィリピン人の話し方の方が分かりやすいのでしょう。

フィリピンでは、小学1年生の時からアメリカ英語を勉強し始め、ハンバーガーを食べ、NBA と コメディー・シリーズの Friends を観賞しながら育ち、コールセンターに就職すると言われています。

インドの場合は、小学3年生の時にイギリス英語を勉強し始め、都会育ちのエリートのみがアメリカ系のファーストフードを嗜み、クリケットを観賞し、Friends はコールセンターに就職する時のみに勉強道具として見るそうです。

Aegis Global の会長によると、フィリピンには東洋の独特なホスピタリティー精神があり、それとアメリカ文化がうまく調和していると言います。

しかし、ソフトウェアやIT関係のコールセンターに限っては、インドの方が主流となっているらしいです。

インド、フィリピン両方とも世界を代表する英語圏ですが、やはり同じ英語でもイギリスとアメリカで違いが出てくるという事をつくづく感じさせられる記事でした。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

坊や!企業はあなたのチョコレートバーを小さくしているのよ!

新聞名:Times of India
ページ名:P1
日付:2011年11月18日
記事名:坊や!企業はあなたのチョコレートバーを小さくしているのよ!

記事を読んでびっくりするやら感心するやら。

昔から石鹸は大体10ルピー、マギー(インスタントヌードル)も10ルピー、グッデイのビスケットも10ルピーと値段は変わらず、このインフレで物価高のインドで大手企業の努力はすごいと感心していたけど、、、、まさかお値段据え置きで量が減っていたとは、、、、気づきませんでした。御見逸れいたしました。正直数グラム量が減ったからと言われても、パッケージからは気づきません。

そんな記事が掲載されていました。

商品名         値段(ルピー)   昔の量(グラム)  現在の量(グラム)
レイズのチップス...............20.......................68........................61
グッデイのビスケット..........10......................100......................84.5
デイリーミルクチョコレート....20......................50.........................38
ブリタニアのパン...............12.....................400........................375
マギー.............................10.....................100........................80
ハルディラムのスナック.......10......................52.........................48
ラックスの石鹸..................10......................75.........................65

企業はコメントを拒否、だそうです。

市場評論家によるとお値段据え置きは消費者にとってはお買い求め易く、企業にとっては、シェアを減らさず済むとのことです。

すごく感心はするのですが、なぜかダマされていたような気もしてしまうのはなぜでしょうか。











nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。