平年よりも寒いデリーの日々。

新聞名: Hindustan Times
ページ: P01
日付: 2011年12月26日
記事名: Chillier Days Ahead
(目前に迫る寒い日々!!!)

デリーの最低気温2.9度 (平年の冬のこの時期よりも5度低いです。)
12月25日のクリスマスのデリーは、ここ数年間で最も寒い1日でした。

デリーの最低気温の記録は、
1945年12月26日、1.1度です。

クリスマスのデリー各地・近郊の気温。
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デリー各地
Safdarjung: 最低2.9度、最高20.3度
Pusa: 最低1.1度、最高18.6度
Lodhi Road: 最低2.0度、最高20.4度
Ride: 最低6.6度、最高20.4度
デリー近郊
Noida: 最低5.4度、最高19.5度
Gurgaon: 最低0.1度、最高20度
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同じデリーでも、場所によって気温に結構差があります。成長著しいグルガオン、ノイダですが、グルガオンの方が、かなり寒さが厳しくなっていますね。
インドの住宅は、石やコンクリート造りが主流ですので、家の向きによっては、日が当たらず、冷蔵庫の様に部屋が冷え込みます。暖房設備は結構貧弱ですので冬のデリーでの生活は、一昔前の日本の様に、家の中でも、服を重ね着して、温かい恰好で過ごすのが、デリーっ子の冬です。




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インドでマンションを買うならこれからがおトクですよ~

新聞名: Hindustan Times
日付: 2011年12月21日
ページ: P23
記事名: Looking for a flat? Good times rolling
記者名: Sachin Dave

これらの数値をご覧下さい

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インドの6つの最大都市(デリー首都圏、ムンバイ首都圏、バンガロール、プネ、ハイデラバード、チェンナイ)で余っている物件の総合面積: 5億7600万平方メートル

インドトップ10の不動産会社が持つ物件の総合価値: 3100億ルピー(約5000億円)

ムンバイ首都圏で余っているマンションの空き世帯: 110,000世帯

売れていないデリー首都圏のマンション/一軒家/ビラの件数: 160,000件

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もし、今度マンションを購入するなら家具付きや駐車場付きを無料で付けさせましょう。もしくは、10~15%のディスカウントをしてもらいましょう。この様なバーゲンが、今後の販売落ちを予想して、現在不動産屋の間で実施されています。

不動産会社は開発業者に資金を投資しているため、早くも資金を得るために新築のマンションを安くしざるおえません。現在、特に5百万ルピー(約750万円)以上の高級マンションでバーゲン価格が流行っています。

コンサルト企業、CB Richard Ellis India の取締役 Govindraj によると、開発業者が現在建設中の物件が特に売り上げの落ち込みが予想されるため、完成までに延期されるだろうと言います。

特にムンバイ首都圏(MMR)とデリー首都圏(NCR)が影響されています。新しい建設プロジェクトは遅れが目立っています。

しかし、すべての物件の値下がりが予想されるのではなく、主流な開発会社による建設はこの値下がりブームには影響されず、どちらかと言うと来年値上がりするのではないのかと予想されます。

正直、この記事は不動産の事をあまり知らない筆者ですがちょっと驚いたのでピックアップしました。ここ最近の土地の値上がりはすごく、このデリーも東京と肩を並べるほど高いと言っても過言ではありません。マンションも同様です。よほど需要が無い限りこれらの値上がりはないかと思いましたが、しかしやはりピーク時になったのでしょうか。
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インド:お巡りさんのハードな1日。さて気になる月収は?

新聞名: Hindustan Times
ページ: P04
日付: 2011年12月22日
記事名: A hard day’s work
(ハードな1日の仕事)

インド警察のお巡りさんの巡回区を巡る典型的な1日は、14時間~15時間続き、1日の終わりまで、休む場所もありません。昼食はたいてい、外食となります。

あるお巡りさんの1日

朝6時
起床

7時      
警察署に向け、自宅を出ます。
8時      
警察署で巡回報告、会議。
8時30分  
朝のパトロール。住民が朝の散歩に出かける公園や学校の近くをパトロール。
10時     
朝の巡回パトロールを終え、裁判所関係の仕事をする。

昼12時   
日課のパトルールの行く。反社会的な要素がないかパトロール。
2時      
昼食。各自、自分で用意します。また、警察署には休憩部屋はありません。
夕4時    
敏感な地域へのパトロール。パトカーのドライバーがいないときは、自ら運転することもあります。
管轄の地域で交通事故があった場合は、病院へ検視や手続き等のため行くこともあります。
6時      
住宅地域の巡回。テナント(お店)、使用人の身元確認書の配布。

夜8時    
高齢者住宅へ安全の確認を行う。
10時     
お店、マーケットが時間通りに閉店したのかを確認。引き続き巡回。
11時     
自宅に向け、警察署を出ます。

深夜12時  
帰宅。

12時30分  
就寝。

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●お巡りさんの給料
1ヶ月 27.500~30.000ルピー (賞与除く)  (日本円で約41.250円~約45.000円)

●週休1日

●1年間で45日の休暇
(30日間の長期休暇+その他の普通の休暇15日)

◆お巡りさんの人口比率
1人のお巡りさんに対して住民の人口は、

デリー:200人
ロンドン:199人
コルカタ:413人
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記事には、ハードな1日が記載されておりますが、街中では、おしゃべりに夢中のお巡りさんや休憩中のお巡りさんをよく見かけます。街中で見る限りは、暇そうに見えるのですが、きっと本当はとても忙しいのでしょう。安月給で働かされてなくて安心しました。これからもよろしくお願いいたします。
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キングフィッシャー航空の現状、今後の展望 !!!

新聞名: Hindustan Times
ページ: P25
日付: 2011年12月20日
記事名: Kingfisher to join oneworld alliance
( キングフィッシャー航空はワンワールドアライアンスに加入 !!)

New Delhi :
資金繰りに苦しいキングフィッシャー航空は、来年の2月から名門のワンワールドアライアンスに加入します。世界的なアライアンスグループへの加入はインド亜大陸の航空会社からは初めてとなります。
キングフィッシャー航空のオーナーのVijay Mallya (ビジェイ・マリヤ)は、上昇していく負債、財政難に立ち向かっています。
Hindustan Times の最初のレポートによると、キングフィッシャー航空は、いくつかの都市でパイロットと客室乗務員のセンターを閉鎖しました。130人以上のパイロットは過去数か月の間に航空会社を辞め、66機ある機体のうち25機は、飛んでいません。
キングフィッシャー航空のこの冬のスケジュール(発着枠)は418機ありましたが、航空監査機関は175機の発着枠をキャンセルしましたので、243機の発着枠となっています。

ワンワールドの一員になることは、ネットワークから乗り換えられる乗客からの収益を通して財政的に航空会社を強化し、ワンワールドアライアンスからコスト削減の機会も提供されるだろうとVijay Mallya (ビジェイ・マリヤ)は話しています。

ワンワールドアライアンスは、1998年にアメリカン・エアラインズ、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空の提携によって設立されました。現在は12の航空会社に20社の提携航空会社があります。共同でこれらの航空会社は毎日10000便を運航、世界の750ヶ所以上に運行をしています。グループ内で共通の航空券を提供し、スムーズな乗り換えを可能にして、ネットワーク内を柔軟にしています。

他にスターアライアンス、スカイ・チームの2つがあります。

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□ ステイト・バンク・オブ・インディアの上役は、キングフィッシャー航空を最善を尽くして助けると話してます。

□ 民間航空局(DGCA)は、キングフィッシャー航空の財政を審査しています。

□ サハラは、キングフィッシャー航空に250クロールルピー(約37.5億円)を貸す計画だとロイターは話しています。

●2011年初めに比べると、キングフィッシャー航空は株価を67%落としています。

●2011年3月31日時点でキングフィッシャー航空の負債は7057クロールルピー(約987億9800万円)ありました。

●最近130人のパイロットが辞めました。



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1000億円近く負債があっても、この先、返済可能で、尚且つ、利益を上げることができるということでしょうか。キングフィッシャー航空の今後が気になります。

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インドルピー:為替レートの移り変わり・物価の上昇

新聞名: Hindustan Times
ページ: P23
日付: 2011年12月19日
記事名: With higher income levels, people don’t feel rupee pinch so much
( 高い所得水準だと、人々はインドルピーのピンチをあまり感じません !!)

New Delhi :
先週、インドルピーは最低記録を更新し、政策担当者はうろたえていました。
でも、アメリカドルに固定されていたとき、40年前に比べれば、インドルピーはまだたくさん価値があります。劇的な平均所得水準の上昇と購買力の上昇は、そのお金でなんでも買える様になりました。
例えば、海外旅行に行ったとしましょう。コストは27000インドルピーで500アメリカドルが買えます。たぶん、たいしたことはないと思います。だって、最近では1年間に1200万人ものインド人ツーリストがバケーションのため海外旅行をしているのですから。

1971年、1ドル=7.58ルピーのとき、500ドルは、3850ルピーでした。少ないでしょうか?
でも、当時の銀行の副社長クラスの月給は、4000ルピーでした。
今日では、60倍以上高くなっているかと思います。所得水準は激しく変わりました。

外面上は、利益を少ししか与えないレベルまでルピーは価値を下げたと見えるでしょう。
しかし、他の経済的要因、所得水準の上昇と購買力平価からはルピーは、もっと利益を与えると民間銀行の経済学者は言っています。

先の12ヶ月間、インドルピーの為替レートはアメリカドルに対して14.17%下がりました。
歴史上、1973年~2011年までのドルとルピーの為替レートは平均で1ドル=30.34ルピーです。

インドの1人当たりの国内総生産を購買力平価に合わせると、1980年~2010年まで平均で1254.03ドルとなります。

ルピーは、1ドル当たりの価値は下がったが、所得水準が低かった1971年に比べ、もっとたくさんの物が買え、良くなってますと、Soumya Kanti Ghosh さん(director and head, Economics & Research, Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)がHindustan Times に話しています。

ある程度高いインフレは需要の増加を示すこともあると経済学者は話しますが、現在の価格上昇は、供給側の誤った処置と言っています。

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●1000ドル
インドの1人当たりの平均所得

●1200万人
2011年度のインドからの海外旅行者数

●4000ルピー
1971年当時の銀行の副社長クラスの月給

★インド独立からのインドルピーの通貨価格
1947年 国際通貨基金に加盟 (ルピーはイギリスポンドに固定)
1971年 7.58ルピー = 1ドル (ルピーはアメリカドルに固定) 
1981年 7.91ルピー = 1ドル
1991年 17.94ルピー = 1ドル
1993年/94年 変動レート(為替レート)を導入
2008年 40.24ルピー = 1ドル
2011年 12月15日 53.7ルピー = 1ドル
同日最低記録: 54.2ルピー = 1ドル
2011年 12月16日 52.7ルピー = 1ドル
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1996年、インド旅行をしていた当時は1ドル35ルピー程度でした。
チャイが1杯、1.5ルピー(現在5ルピー)、たばこは10本入りで10ルピー程度でした。
ルピーの下の単位、パイサも普通に流通していました。コインの1ルピーよりも小額紙幣の1ルピー札が多かったです。最近は、見かけませんね。

年々、生活するのにコスト高になってきているインドです。
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デリーからパトナまで6時間に !!

新聞名: Hindustan Times
ページ: P8
日付: 2011年12月18日
記事名: Zip Code : From Delhi to Patna in just 6 hrs
( デリーからパトナまで6時間に !!)
記者名: Saubhadra Chatterji

New Delhi :
インド国鉄は世界でも有数の大きな鉄道網を持っています。そして、高速列車でも世界トップクラスになる用意が整っています。

高速鉄道の線路建設プロジェクトは、今まで12時間30分かかっていたデリー・パトナ間、プネ・アーメダバードを半分に時間短縮ができます。インド版新幹線の最高速度は時速350キロになるそうです。

鉄道の予算案で6路線が発表されています。
プネ・アーメダバード間とデリー・パトナ間の2路線は他の4路線よりも先に建設されることを期待されています。2020年までにこの2路線は開業を期待しているとオフィサーは話しています。鉄道会社によればプネ・アーメダバード間は実現可能とのことです。
インド国鉄の役員がHindustan Times に語ったところによれば、インド版新幹線は今までの様にインド国鉄が運行するのではなく、プライベートの会社によって運行されるとのことです。
料金は、格安航空会社のフライト料金と同程度、需要によって決定されるとのことです。

最初のうちは、1時間おきの運行を予定しており徐々に運行間隔を短くするとのことです。
アクセスしやすい最新の輸送システムを作るにあたり、ターミナルは選ばれた都市の中心に作る必要があるとのことです。
デリーでは、Pragati Maidan、
ムンバイでは、Bandra-Kurla Complex、
コルカタでは、Howrah駅など。

ヨーロッパから輸入される省エネ型の車両は1000人の乗客を運ぶことができ、シャタブディ特急の様に2つの座席クラスを用意する予定です。
列車は自動運転も可能だが、乗客の心情を考慮して運転手が運転することになるだろうとオフィサーは話しています。

スペイン、フランス、イギリス、イタリアの会社は事前調査に引き込まれ、日本は財政を助け、最大の高速鉄道網をもつ中国は、入札に勝つことができませんでした。

高速鉄道の線路は人や動物の侵入を防ぐためコンクリートの壁によって遮断されます。
時速300キロで走行している列車がブレーキをしてから止まるまで最低でも6キロ必要なため、
線路は、致命的な喪失を避けるため守らなければならないとオフィサーは話しています。

鉄道省は、1キロにつき100クロール・ルピー(約15億円)かかると試算しています。
通常の列車(広軌鉄道の線路を敷設)では1キロあたり8クロール・ルピー(約1.2億円)かかります。

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日本の新幹線よりも速い列車をここインドで運行予定とは、日本人もびっくりです。
何が起こるか予測不可能なインドの大地での高速運転には、ぜひとも日本の新幹線の安全技術を導入してほしいと心から願います。自動運転も可能とは、どんな技術を持っているのでしょうか。とても気になります。
記事の中に日本は財政を助けると書いてありましたが、日本ってそんなにお金があるのでしょうか?疑問です。今やインドの方がお金持ちではないのでしょうか。




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ミゾラム州のインド人男性がリプリーのリストの記録更新 !!! 信じますか?

新聞名: Hindustan Times
ページ: P8
日付: 2011年12月18日
記事名: Man with 39 wives and 94 children tops Ripley’s list
( 39人の奥さんと94人の子供を持つインド人男性がリプリーのリストの記録更新 !!!)

※Ripley’s listとは?
Repley’s Believe It or Notは、故ロバート・リプリーによって創立されました。世界中の風変わりな物や驚きの物語を集め、ラジオ、テレビ、博物館、本など多種多様な形態で世界中に発信されています。

GUWAHATI :
だれでもRipley’s listの記録更新をできるわけではありません。しかしこのインド人男性は地球上で最もたくさんの奥さんを持っている男性として、驚きの物語のリストに名を連ねることは好ましくないと言っています。

Repley’s Believe It or Not の2011年版が15日の木曜日に出版され、このインド人男性、Zionnghaka Chana さん(67歳)の物語も11ある物語のトップに載っています。
Zionnghakaさんは、ミゾラム州の州都Aizawlから100キロほど離れたBaktawngに住んでいます。

Zionnghakaさんは、
“注目をしてくれてありがたいが、僕の結婚や大きな家族は何も驚く物語ではない” 
“私たちの信仰ではたくさんの女性との結婚は許可されているし、私は1年間で10人の女性と結婚したこともある” と語っています。

Zionnghakaさんは、農家でエンジニアでもあります。39人の奥さんを持ち、最初の結婚は、17歳の時、3歳年上の女性でした。94人の子供を持ち、33人の孫がいます。義理の娘も14人います。

彼の181人の家族は100部屋ある4階建ての家に住んでいます。
家族の各メンバーには明確にしなければならないことがあり、大きな家族を皆で支えています。

しかし、Zionnghakaさんは彼の父親には、およばないと認めています。
彼の父親、Challianchanaさんは1997年に亡くなっていますが、50人の奥さんと100人以上の子供を持っていました。そして教会が一夫多妻を認めなかったため、Christian Channa または、Lalpa Kohhran という新興宗教を造り、現在4世代にわたり4000人の信者がいます。

新興宗教のメンバーが言うには、Challianchanaと彼の兄弟は、ミゾラム州の習慣をウェールズ人の宣教師に反対されたため教会との絆を断ち切ったと言っています。

Ripleyの認知は、教会のリーダーを喜ばせませんでした。
教会は一夫多妻を認めませんし、それゆえにChallianchanaの新興宗教も認めません。

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この記事を読んで、びっくりしました。家族というよりも小さな村ですね。
94人の子供、こんなに多いと子供同士血がつながった兄弟という感覚はあるのでしょうか。
それにしてもお父さんの甲斐性には脱帽です。


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なぜインドはこれだけの所得格差があるのか。真相に迫ります。

新聞名:Hindustan Times
日付:2011年12月18日
ページ:P14
記事名:The Great India Divide
記者名:Mahua Venkatesh

ピックアップ情報
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※経済協力開発機構のリポートによると、42%のインドの総人口が1日USD 1.25 以下(約100円)で暮らしています。

※過去20年間で、中国、インド、ロシアと南アフリカは自国の経済格差が広がりました。

※社会保障への投資率が最も高いのがブラジルとロシア。インドと中国はOECD平均の3~4分の1以下です。
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プラディープ・カナ(37歳)は多国籍系銀行に勤め、年収は550万ルピー(約820万円)の収入を得ています。月収は税金を抜いたあとで30万ルピー(約45万円)です。奥さんと子供2人の4人暮らしでグルガオンに暮らしています。カナはお手伝いさんを自宅で雇っており、お手伝いさんの収入は月給5千ルピー(約7千500円)と、カナの給料の60分の1です。

中国の次に、世界で2番目に経済成長をしていると言われるインドでは過去10年間で所得格差が広がりました。この違いは食事、生活環境、給料などにとても響いています。

OECD、経済協力開発機構のレポートによりますとOECD内で一番所得格差がある国は中国とインドだそうです。ロシア、ブラジル、南アフリカも格差は広がっていますが、中国とインド程ではありません。

前年度は経済成長率8.6%を記録したインド。今年度は、7.5%を予測しています。著名な経済評論家のアマルティヤ・センによると、インドの所得格差は驚くほどの困惑する数値です。

最近までは、インドと言えばミドルクラスの増加により、消費者が増え、経済を循環させていました。外資系の投資が増加し、教育レベルが高くなりました。しかし、経済発展から取り残された地域など地理的な要素が、この所得格差の原因となっています。インドだけではなく、発展を続ける国々にこのような状況が観察されます。

では、格差を縮めるにはどうすればよいのか。アマルティヤ・センによると、社会的インフラの発展、特に医療施設と教育に力をいれる事が一番良いと言っています。社会保障の部分では、中国だけではなく、バングラデッシュやスリランカよりもインドの方が遅れているためにもっと社会投資をするべきと彼は言います。

しかし、新興国では経済格差が普通現象となり、一定の人がその他を搾取する事で成長すると、Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry の書記官、ラジヴ・クマールは言います。クマールによると、インドが解決しなければ問題は所得格差を無くすことではなく、貧困層を無くし、政治腐敗が無い政府を作ることだと言います。

また、世界銀行の副総裁のトロッツェンバーグも、所得格差は新興国の共通する現実的な現象であり、発展した国になるまでは通らなければいけない現実と、言います。しかし、この問題を解決しなければいけないと彼は言います。

OECDのリポートによると、格差を少なくするためにはまずは最低賃金制度などを作り、貧困層を無くすことです。

インドの半数近くを占める貧困層。1日も早く、すべての人にとって住みやすい国になってほしいと願います。
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デリーはこの冬一番の寒さ:最低気温は摂氏 5.9 度

新聞名: The Times of India
日付: 2011年12月16日
ページ: P3
記事名: City to feel the biting cold in next few days

15日朝、デリーはこの冬一番の寒さを記録しました。最低気温は摂氏 5.9 度、郊外のグルガオンでは摂氏 3度でした。今後3日間はこの寒さが続くそうですが、その後は西から湿気を含んだ空気がデリーに流れ込み、濃霧が発生する可能性があります。15日の日中は摂氏22.2 度と、平年より1度低い程度でした。

デリーはこの10年間、最低気温は摂氏5~6度程度なので、平年並みの寒さですが、この3日間の急な気温の下がり方により、寒さがより感じやすくなっています。

ちなみに、デリーの史上最低気温は1945年12月26日の摂氏 1.1度です。

デリーの朝晩は、結構寒いです…日本の様に木造ではなく、ほとんどが石で建てられているので床などはだいぶ冷えます… つい、半年前体験した 45度の暑さが考えられません。

日中はちょうど良い涼しさで爽やかですので、観光には最適なこの頃です。
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国内線利用客の高価なトランジットオプション !

新聞名: The Times of India
ページ: P2
日付: 2011年12月14日
記事名: Costly stay option at IGI for domestic flyers
(国内線利用客の高価なトランジットオプション)

もし、デリー国際空港(ターミナル3)で霧のためフライトの遅延を待つとき、(最近は濃い濃霧のためフライトの遅延、突然のキャンセルが多くなってます。)空港内の待合所以外にフライトを待つ場所が国内線発着場所にオープンしました。

ターミナル3の国内線発着場所にEton Hotel(イートン・ホテル)がトランジットホテルとしてオープン致しました。5時間滞在で3755ルピーからとなっています。(1時間滞在でも最低料金の3755ルピーとなります。最長24時間で6909ルピーとなっています。)
国際線発着所では今年の6月からオープンしています。

ETON Hotel(イートン・ホテル)は、合計93部屋あり、国際線発着場所と国内線発着場所の2ケ所に別れています。国内線発着場所には、36部屋(ツインベットルーム含む)ございます。

有効期限内のフライトチケットがございましたら、ホテルへ直行できます。(国際線発着場所のホテルはイミグレーションの手前にありますので、インド入国ビザは不要になります。※国際線から国際線の乗継の場合)
ホテルはLevel 5 (日本式で6階)にあり、出発ロビー、チェックインカウンターBの後ろからアクセスできます。

冬の濃い濃霧のシーズン、フライトの遅延等でホテル利用客が増えると見られています。
ホテルには、スパ、ジム、インターネットポイント(WIFI 無料)があり、ラウンジでは、アルコール、ジュースなども提供しています。終日食事もでき、ご予約は、オンライン、電話でも可能です。

世界最大のエアラインの口コミサイト、スカイトラックス社によると、インドで2番目に使いやすい空港に選ばれているデリー国際空港。ちなみに1番はバンガロールです。
だんだんと国際基準に近づいていっていますね。

時間に余裕があれば、トランジットの際は、デリー市内観光をしてからのフライトがお勧めです。
デリーは、なかなか見どころ満載の都市ですので。

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